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各論

7

波動

VERDEの定義

VERDEでは、波動を宇宙に存在するものが持っている、それぞれ固有の振動と捉えます。

宇宙に存在しているものは、すべて波動を持っています。


物質も波動。

非物質も波動。

肉体も波動。

魂も波動。

思考も波動。


目に見えるか、見えないかにかかわらず、それぞれが固有の振動を持っています。


波動は、宇宙を見るための共通のものさし


「物質」と「非物質」は、肉体を持った私たちから見ると、まったく違うもののように感じられます。

物質は見ることができる。触れることができる。一方、非物質は見ることも触れることもできません。けれども、どちらも波動です。

違っているのは、その振動の状態や周波数帯域です。

そのため「波動」という考え方を使うと、物質世界、非物質世界、肉体、魂、思考、エネルギーといったまったく違うようなものを、同じ宇宙の中に存在しているものとして見ることができます。波動は、宇宙全体を理解するための共通のものさしのようなものです。


周波数とは


波動について説明するとき、周波数という言葉も使います。周波数とは、簡単に言えば、その振動の違いを表すものです。

ラジオをイメージすると分かりやすいでしょう。さまざまな放送局の電波が、同じ空間に存在する中で、ラジオの周波数を合わせることで、その中の一つを受信します。

その状態でも、ほかの放送局が消えてしまったわけではありません。自分がどこへ周波数を合わせているのかによって、受信するものが変わります。

宇宙にも、さまざまな周波数のものが存在しています。その違いによって、現れ方や認識のされ方も変わります。


高い波動と低い波動


波動について、高い・低いという表現を使うことがあります。

この言葉は、どちらが優れているのかを評価する言葉ではなく、波動の状態の違いを説明するための表現にすぎません。

高いから良い、低いから悪いではないということです。

物質世界は、非物質世界と比較すると、より低い波動領域として説明することができますが、物質世界が非物質世界より劣っているという意味ではありません。肉体も波動が低いから劣っているのではなく、非物質のものを物質として濃く、厚く、明確に体験するために低い波動域に焦点を合わせているだけです


波動が合うとは


日常でも、「波長が合う」「なんとなくこの人とは合う」という表現をすることがあります。

この講座でいう、波動が合うも、それに近いところがあります。

同質の状態にあるものは、互いに関係しやすくなります。各論06「引き寄せ」で見たように、自分の状態に協力的な要素が引き合うということも起きます。

また、何かを受け取るときにも、その対象と周波数が合っている必要があります。

ラジオで、聞きたい放送局にチャンネルを合わせるようなものです。

「存在していないから」ではなく、今、自分がそこに合っていないため認識できない状態です。


波動と感情


波動と感情は、同じものではありません。

感情は、肉体の自分が、今どのような波動の状態にあるのかを知るためのサインとして働きます。

ここで基準になるのが、魂、ハイヤーセルフの波動です。


魂と肉体は完全に別々の存在ではありません。魂の一部が、肉体として物質世界に焦点を結んでいます。そのため、肉体を持った私たちにとって本来の波動とは、魂、ハイヤーセルフの波動域と同じ、あるいは限りなくそれに近い状態です。

肉体の自分よりも波動の低いものに触れ、そこへ焦点を合わせることで、自分自身も本来の波動から離れることがあります。


そのとき、

心地よくない。

気持ち悪い。

嫌だと感じる。

嫌悪感がある。

怒りを感じる。

不安になる。

苦しくなる。

といった、一般的にネガティブと呼ばれる感情が現れます。

それらは、本来の自分の波動から離れていることを知らせるサインです。


ですから、ネガティブな感情そのものが悪いわけではありません。

怒ってはいけない。

不安になってはいけない。

嫌悪感を持ってはいけない。

ということではありません。

むしろ、その感情があることで、「今、本来の自分の波動から離れている」ということを知ることができます。


波動を整えるとは


この講座では、「波動を整える」という表現を使います。波動を整えるとは、本来の自分の波動の状態へ戻ることです。何か特別な波動を外から付け加えたり、今とは違う自分になったりすることではありません。

本来の波動である魂、ハイヤーセルフの波動域と同じ、あるいは限りなく近い状態へ戻っていくことが、波動を整えるということです。


思考を止めると、本来の波動へ戻る


波動を整えるもっともシンプルなものは、ネガティブな感情がする思考を止めることです。そうすることで、もともとある本来の波動へ自然に戻っていきます。

肉体の私たちは、さまざまな出来事に触れ、それについて考えます。

嫌だったことを何度も考える。

不安なことを考え続ける。

誰かに言われたことを思い返す。

まだ起きていないことを心配する。

そうして一つのことに思考を向け続けることで、その状態を活性化させ続けることがあります。


その状態を止めるために推奨される方法の一つが、瞑想です。

瞑想によってネガティブな感情がする思考を止める。あるいは、できるだけネガティブな感情がする思考が働かない状態をつくる。そうすることで、肉体の波動は魂・ハイヤーセルフの波動域へ近づいていきます。


ネガティブな感情がする思考を止めることが難しいとき


ただし、「思考を止めよう」と思っても、なかなか止まらないことがあります。その場合は、完全に止めなくても構いません。

思考を緩やかにすることでも、整える方向へ向かいます。

今考えていることから少し離れる。

別のことをする。

まったく違うことを考える。

そうすることで、今活性化している思考から焦点を外します。


大切なのは、嫌な思考を、無理に良い思考へ変えようとすることではありません。

今強く働いている思考を弱める。あるいは、そこからいったん離れる。そうすることで、本来の波動へ戻る方向に向かいます。

ですから、頑張って自分を良い状態へ持っていくよりも、ネガティブな思考を弱め、本来の自分の状態へ自然と戻ることを促す方が楽に整っていきます。


「波動を上げる」という表現


一般的なスピリチュアルの世界では、「波動を上げる」という表現もよく使われますが、この講座では、「波動を整える」ことを重視します。

高い波動の人にならなければならない。

ネガティブな感情を持つと波動が下がるからいけない。

もっと高い存在にならなければならない。

ということではありません。

本来の自分の波動へ戻ることは、ハイヤーと同じ波動になるわけですから、波動を整えると結果的に波動は自然と高い状態になります。


エネルギー・波動・周波数


波動について話していると、

エネルギー

波動

周波数

振動

といった言葉が出てきます。


日常的な説明では、これらがかなり近い意味で使われることもあります。この講座でも、すべてを厳密な物理学用語として分類することを目的にはしていません。


説明上は、

波動

存在しているものが持つ振動や状態を広く表す言葉。


周波数

その波動の違いや帯域を説明するときに使う言葉。


エネルギー

波動を持つものや、その働き・状態について広く表現するときに使う言葉。


くらいに捉えると理解しやすいでしょう。


これらは、この講座では物理学上の物理量を厳密に説明するためではなく、宇宙の仕組みを説明するための言葉として使っています。




言い換えると


VERDEの資料では、波動を、

宇宙に存在するものが、それぞれ持っている固有の振動

その存在が今どのような状態にあるのかを表すもの

などと表現できます。


波動の違いによって、存在する領域や、互いに認識・作用できる関係も変わります。

この講座では、波動の高さそのものを目指すのではなく、本来の自分の波動へ戻ることを「波動を整える」と表現しています。


一般的に使われる類似表現


波動に関連して、一般には、

振動

バイブレーション

周波数

エネルギー

波長

波長が合う

波動が合う

同調する

共鳴する

などの表現が使われることがあります。

ただし、それぞれの言葉は完全な同義語ではありません。


また、「周波数」「振動」「共鳴」などは物理学でも使われる言葉ですが、この講座では物理学上の現象や物理量を厳密に説明するためではなく、宇宙の仕組みを理解するための言葉として使用しています。




関連する言葉

周波数 波動の違いや、それぞれが存在する帯域を説明するときに使う言葉です。

エネルギー 波動を持つものや、その働き・状態について広く表現するときに使います。

物質・非物質 どちらも波動によって構成されています。異なる世界というより、同じ宇宙にある異なる波動域として捉えます。

魂・ハイヤーセルフ 肉体よりも高い波動域にある本来の自分です。「波動を整える」とは、この本来の自分の波動へ戻っていくことを指します。

感情 今の肉体の自分と、本来の自分である魂・ハイヤーセルフとの波動の位置関係を知らせるサインです。

引き寄せ そのときの自分の波動状態と、同質のものが引き合う作用です。

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