総論
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宇宙はなぜ 拡大するのか
宇宙はなぜ拡大するのでしょうか。
「不完全さがあるから拡大が起きる」と表現することもできますが、それだけでは少し冷たい表現になります。ぜひ、もっと楽しいものとして捉えてみてください。
宇宙にいる全員が、いろいろな絵を描きたいのです。そして、それが絶対に完成しないことも分かっています。
だからこそ、「それなら、とことん描いてみよう」というように、どんどん新しい絵を描いていきます。
「私はこんな絵を描く」「私はこんな絵を描く」と、それぞれが自由に描き続ける。それが宇宙の拡大です。
不完全さと拡大
源は完全な存在です。その完全な源とは少し異なるものを作ることで、宇宙には不完全さが生まれます。そして、その不完全さを埋める動きによって、宇宙は拡大します。
一つの不完全さが埋まることで、宇宙の範囲が広がります。そして、広がったところから、また新しい不完全さが生まれます。この営みに終わりはありません。
ただ、この「不完全さを埋める」という説明だと、やはり少し冷たいものになります。「不完全だから、完成させなければいけない」ということではありません。「新しく拡大していくことが楽しい」からこそ、不完全さを埋めながら拡大していると捉えてみてください。
肉体が描き、魂もそこに同調している
この営みが顕著に現れるのが、一人ひとりの肉体です。肉体が実際に体験し、絵を描いていきます。
魂はそれを見ているとも言えますし、その体験に乗っている、同調しているとも言えます。
みんなが楽しみながら、「こんな絵を描くよ」と、どんどん描いていく。そして、描いたものを飾っていく。それを見ながら、「いいね、いいね」と、さらに次のものが生まれていく。
宇宙は、それをずっと繰り返している世界です。
「まだまだやりたい」から続いていく
宇宙の拡大は、不完全さを義務的に埋めていく作業ではありません。
「まだまだ、こうしたい」「まだまだ、こんなこともやってみたい」という動きです。
完 成させなければならないから続いているのではなく、まだ描けるから、まだ体験できるから続いています。
源も、みんなが描いているものを楽しみながら見ています。「あなたから見ると、私はこうなんだね」「こんな表現もできるんだね」と、にこにこしながら眺めているようなイメージです。
「完全さを知る」と「観察する」
ここで、「知る」と「観察する」という言葉について整理しておきましょう。
源が宇宙を作った目的は、「自身の素晴らしさを知るため」というより、「自身の素晴らしさを観察するため」と表現する方が正確です。
源は、自分が何者なのかを知らなかったわけではありません。宇宙という場を通して、さまざまな違いや不完全さ、それが埋められていく過程を観察し、体験しています。
一方、魂や肉体の体験では、「完全さを知る」という表現もそのまま使うことができます。
肉体は文字どおり体験します。魂も観察すると同時に体験しています。源もまた、観察すると同時に体験しています。
宇宙には色々な側面がある
宇宙の仕組みを文章にすると、どうしても固くて真面目なものになりがちです。けれども、それも宇宙の一つの側面にすぎません。そのような表現だけでは、宇宙の実際の感じを十分に表すことはできません。
宇宙は、とても楽しいものです。ワクワクするものです。
ここでいうワクワクは、大きな興奮だけではありません。静かなワクワクもあります。気分が上向くこと、穏やかであることも含まれます。
愛と同調していると、楽しい。だから、その遊びをずっと続けたい。宇宙は、その遊びを続けることができるフィールドです。
楽しいから、宇宙は拡大する
宇宙は、楽しいから拡大していきます。一人ひとりが、それぞれのキャンバスに何かを描いていきます。それは一枚だけではありません。何枚も、何枚も描いていきます。
その営みを繰り返しながら、宇宙は広がっていきます。
なぜ宇宙は拡大するのか。とてもシンプルに言えば、楽しいから拡大していく。
そのように捉えてみてください。
